里山の優しい光や風、心地よい水や空気が日本には多くありました。そのやわらかい気候と風土こそが、人と自然に優しい日本ならではの文化を育んできたのでしょう。時代は今、日本が悠久の中で育んできた生物と自然に優しい文化・文明を求めているとオブジェは考えています。閉塞感を感じる時代だからこそ探検する勇気や気概を持ち続けたい。私達の身近な里山や自然を今一度見つめ直したい。その思いをコンセプトにオブジェ・ウォーター・エクスペディションというモデルに込めました。
エクスペディション、それは探検・学術研究など一定の目的を持つ旅行いわゆる遠征または探検旅行の意。オブジェは、私達が育ってきた、暮らしてきた遊んできた日本のそこここにある森や川、やさしかったあの里山やそこに棲む生き物達が大好きです。そしてそれらを守ることの少しでも役に立てればと、この作品とともに「SAVE THE RIVER」というフラッグを立てさせていただきました。
オブジェ・ウォーター・エクスペディションのオリジナルケースはモリアオガエル、ゲンジボタル、ヤマメ、カワセミを特注の七宝焼きで製作した、「SAVE THE RIVER」のシンボルがついています。
(財) 日本自然保護協会
http://www.nacsj.or.jp/
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